皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
コロナ禍で一躍有名になったロビンフッドですが、IPOされることによって市場にはどのような影響があるでしょうか。
目次
ロビンフッド(HOOD)とは
米国株に投資している人なら知らない人のほうが少ないロビンフッドですが、一応どんな会社か簡単に説明します。
こちらの会社は「Robinhood」という投資アプリを提供している会社です。
特にミレニアム世代向けに設計されているアプリでして、基本的な売買手数料が無料となっており、コロナ禍で国から給付金を得た暇を持て余した米国の投資初心者が一気に利用したことで一躍有名な会社となりました。
アプリのデザインも初心者でもわかりやすい仕様になっているようで、初心者目線でも使いやすいインターフェースになっていることが人気となった理由の一つです。
ロビンフッドを利用している投資家を「ロビンフッド族」と言ったりします。
昨年から度々ミーム銘柄が急騰することがありますが、その裏にはロビンフッド族が絡んでいることが多いそうです。
売買手数料が無料のロビンフッドですが、何を収益源にしているのでしょうか。
一つは信用取引による利子による収益、もう一つは「payment for order flow」 という収益源です。
僕も詳しい仕組みはよくわからないのですが、ロビンフッドを利用した売買取引の回数が多ければ多いほどマーケットメーカーからのキックバックが発生する仕組みのようで、この「payment for order flow」が収益の柱になっているようです。
だから通常の売買手数料を無料にして、投資家の取引回数を増やそうとしているのだと思います。
IPOの規模感は
今回のIPOで調達する資金は1株当たり38-42ドルで5500万株の募集・売り出しを行うようです。
S1資料は米国証券取引委員会から確認できます。
検索ボックスで「HOOD」と入力すればS1を確認することができます。
今のところ今年5番目の規模のIPOになるようです。
今回注目されている点としてはロビンフッドがIPOされることによって、個人投資家の売買がさらに活発になり機関投資家を脅かす存在になるかもしれません。
ミーム銘柄の乱高下を演出したロビンフッド族ですが、その裏で機関投資家は大きな損を出しています。
テクニカル分析やファンダメンタル分析が通用しない通常とは異なる株価の動きをしたことによって、機関投資家の定石が崩れてしまいました。
レディットという米国の掲示板で取り上げられた銘柄に個人投資家が一斉に押し寄せるといったことが度々ありました。
通常の個人投資家は機関投資家に勝つことが難しいとされていて、基本的には機関投資家の動きに合わせて売買をするのが良いとされています。
今回のロビンフッドのIPOは市場の活性化につながるのか、それとも市場に混乱を招くのか注目ですね!
まとめ
さすがにGAFAMなどの超大型の銘柄に対しての直接的な影響は少ないと思いますが、その他の小型銘柄でロビンフッド族の影響で損をしてしまった機関投資家が、利益を捻出すために他の保有している銘柄を利確する動きが予測されます。
そういったことで直接的に関係のない銘柄への影響も0%ではないので、ここらへんの動きは注視しておく必要があります。
最近はそこまで目立った動きはなさそうですが、今回のIPOをきっかけに何かが起こるかもしれませんのである程度は身構えておきましょう。
まもなく投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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