皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
僕の本業は大きく分けていうとアパレル業界です。
ちなみにアパレルといっても中分類、小分類していくと様々なカテゴリがあります。
目次
アパレル業界の現状
僕の本業が取り扱っている商材はザ・アパレルといった商品だったりルームウェア系などを扱っています。
厳密にいうと他にも色々扱っていますが、大きくはそんな感じです。
昨年からアパレル業界を直撃している深刻な問題があります。
原料高騰、人件費高騰、急激な円安、中国ロックダウン、新たな競合の登場です。
この問題により、商品原価が上がり販売価格も上がっています。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、日本国内のインフレは食品と同じくアパレル製品でも起こっています。
食品と違ってわかりにくいのは、昨年と同じものが無いので単純比較することはできませんが、類似商品を店頭価格で比べると30～40％ぐらい値段が上がっています。
また、中国のコロナ政策や感染爆発で生産の遅れなどが発生してるためシーズン商品の投入が遅れ、いきなり値引きをしなければ売れない商品もでています。
極めつけは「SHEIN(シーイン)」というアパレルECの登場です。
シーインはすでに米国でも大きな売上を作っており、2022年から日本にも本格的に参入していきています。
シーインの凄いところは新商品の数、販売の早さ、価格です。
シーインはAIを駆使して、トレンドをデータ分析して生産量や投入タイミングをコントロールしています。
一方で生産背景において工場や労働者を酷使していることが問題視されている面もあります。
ですが、一般消費者は安くてトレンド性が高い商品を求めているので、今の時代のニーズに合っています。
投資しない理由
アパレル業界は変化の激しい業界です。
1年前に流行った商品が次の年には全く売れないことはざらにあります。
アパレル業界は比較的参入障壁が低いので、シーインのような新しい価値観を持った競合もどんどん現れてきます。
また、外部環境からの影響を受けやすい業界なので利益構造もあまりよくなく不安定です。
例え今は業績が良くても来年の業績の見通しの正確性に疑問を持ちます。
そういった理由からアパレル系の銘柄には投資しないつもりです。
よほど世界的認知度が高くブランドの世界観が確立されているルイヴィトンなどのハイブランドであれば、同じ土俵で戦える競合は現れにくいと思います。
逆にこういった企業には投資する価値があります。
まとめ
今回は自分が働いている業界を投資家目線で評価してみました。
兼業投資家の強みは本業の業界や競合他社の情報をいち早く知ることができます。
そこで得た経験や知識をベースに投資をすることで、投資家として利益を得ることができます。
ただ、働いている会社が上場企業もしくは直接関わりのある会社の場合はインサイダー取引になってしまう場合がありますので、ルールはしっかり守りましょう。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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※ブログの中で個別銘柄や投資商品に関して言及する場合がありますが、あくまで個人の意見ですので実際に投資をする際は自己責任でお願いします。
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