皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
コロナ禍でリアル店舗が苦戦しているなか、CRMツールを駆使して顧客獲得や育成を強化しているブランドが多くなっています。
僕も普段の仕事柄、この辺の業界について多少の知識があります。
その中の有名どころで上場している企業について紹介したいと思います。
目次
ASP型は手軽で安価に始められる
僕がぱっと思いつくCRMツールを提供している上場企業は次の3社です。
アイル(3854)
アイルはクロスポイントというサービスを提供しており、リアル店舗のレンジシステムとECサイトを連携して、顧客やポイントの共通化や在庫の連携など多数の機能を持ち合わせています。
標準的な機能は安価で利用でき、カスタマイズの自由度も高いです。
アイルはその他にも基幹システム、複数ECサイトの受注・在庫連携のシステム、経理システムなど在庫を抱える小売・卸企業の運営システムを一貫して構築することができます。
実際、僕の会社も取引があるので良く知っています。
ヤプリ(4168)
最近は稲垣吾郎さんがCMをしているのでご存じの方も多いと思います。
こちらもスマホアプリを通じて顧客管理やお店やサービスの情報を発信することができるCRMツールを提供しています。
テンプレートが充実しており、視覚的にアプリを構築することができます。
もちろんリアル店舗とECサイト連携してオムニチャネル化を実現することができます。
ビートレンド(4020)
こちらもアプリの開発をメインとしており、EC展開の支援もしているコンサルプランもセットで提供しています。
EC展開をこれから検討しているが、知識が少ない企業にとってはコンサル部分のサービスも活用できるので他の企業にはない強みとなっています。
ヤプリと同様に2020年12月にIPOしたばかりでこれから注目の企業です。
リアル店舗は本当に厳しい
僕の会社でも都内に数店舗ほど小売の実店舗を運営していますが、昨年のコロナショックから客足は遠のき本当に厳しい状態が続いています。
その厳しい中でも競合他社で業績を伸ばしている企業に共通していることは、ECとの連携やSNSに注力しているブランドです。
正直、僕の会社で運営している店舗はECとの連携やSNSへの対応が後手に回っているのでお店の顧客は同業他社に乗り換えてしまっている印象です。
無料でネットショップが構築できるBASE(4477)やSTORESが昨年から業績を伸ばしていますが、次に必要な対策はネットとリアルの連携です。
顧客情報の一元化やポイント連携などアプリで全てが完結できることは、顧客にとってメリットがります。
更にSNSと連携していると、もっと良いです。
インスタグラムなどで紹介した商品がそのまま直でECサイトで購入できたり、ネットや店舗の在庫がすぐにわかる状態が構築できるととても便利です。
まとめ
ネットショップの構築やアプリの構築、さらにはそれらの連携に発生する費用は数年前では数千万円は必要だったでしょう。
それが今では一部無料になっていたり、かなり安価に実現することができるようになりました。
その甲斐あってか、今までは大手しかできなかったことが商店街にある1店舗だけでのお店でも同じようなことが実現できます。
もっともっとこれからそういった動きが加速して参入障壁が低くなってきますので、小売り側に投資するよりそのシステムを提供する会社に注目です。
基本的にはストック型のビジネスなので、導入企業が増えれば増えるだけ安定的な収益を得ることができます。
これらの銘柄はすでに割高になっていますので、PERだけではなくPSR(株価売上高倍率)などを参考に購入ポイントを判断してもいいと思います。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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