皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
最近ニュースになっていた、日本の民間企業の月面着陸チャレンジをご存じでしょうか。
ispaceという民間企業の取り組みでしたが、実はこの会社、最近IPOしたばかりの会社です。
目次
公募価格から9バガー
アイスペース(9348)は4月12日に上場したばかりの会社です。
公募価格は254円で初値は1,000円でした。
話題性もあり、IPOした時点で月面着陸チャレンジが数日後に迫っていこともありかなりの期待値がありました。
IPOしたあとも株価は上昇し最終的には2,373円の高値をつけました。
公募価格の約9倍です。
そして25日から26日の深夜に月面着陸を試みようとしましたが、失敗してしまい今回のプロジェクトは終了しました。
記者会見では残念な表情ではありつつも、ときおり笑顔みせつつ次へのチャレンジへ意欲をみせていました。
普通の日本人であれば、「残念だったね、次も頑張って、夢があっていいね」など楽観的な意見が大多数でしょう。
しかし、この会社に投資している人はそうは思えません。
上場前に出資しているエンジェル投資家のような立場であれば気長に成功を待っていられますが、IPO後に参戦した個人投資家にとっては「どうしてくれんだ、へらへらしてんじゃねー」といった反応でしょうか。
実は身近に爆損者が・・・
たびたびこのブログで登場している同僚のSさんですが、アイスペース株を保有しています。
1,200円ぐらいのときに参戦したそうですが、天国から地獄へ一気に叩き落されてしまったようです。
しかも売るに売れない恐怖で仕事が手に付かないようです。
まさに月に向かうような株価の上昇を見せてきましたが、オンザムーンできず株価は地上に戻ってきそうです。
2日連続ストップ安で、3日目から値幅が4倍になります。
前日のストップ安値が1,190円なので、通常は300円の値幅制限ですが4倍の1,200円になります。
3日目の本日の動きで次第では理論上株価が1円になる可能性もありますね。
まとめ
僕も投資を始めた頃によく失敗していましたが、自分のような情弱が気付く頃にはすでに高値圏であることがほとんどです。
また、何か話題があってその結果に対する期待から株価が高騰した場合、その結果が良かったにしても悪かったにしても大抵は株価がそれ以上高くなることは稀です。
今回のアイスペースのようにIPOしたばかりで資金が入りやすく、かつ「月面着陸」というビッグワードへの期待で株価が高騰していました。
結果論ですが、25日までには一旦手仕舞いするべき銘柄でしたね。
おそらく着陸に成功したとしても寄付きに高値を付けて、その後は下落していたと思います。
まぁ、これほどまでは下がらなかったと思いますが・・・。
どのみち収益をすぐに上げられるような事業ではないので、ある意味バイオ株と同じ扱いになります。
テーマ株に投資する場合は出口戦略をしっかり設定しておく必要があります。
特に短期的なテーマは過熱感があり、値動きが心を惑わさせてきますが過去の経験から冷静に判断する必要があります。
アイスペースについては夢もり、いつか達成してほしいという気持ちもあるので株価が2桁台になったら宝くじ感覚で購入してもいいかなと思っています。
月面開発や宇宙開発関連は今後の人類の大きなテーマですからね。
アップルやamazonの株価のように、数十年後に大化けしているかもしれません。
投資歴5年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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