皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
以前、自分が100歳ぐらいまで生きると仮定して老後資金はどれだけ必要かのシュミレーションを行いました。
シュミレーションは自分、嫁、子供の年齢やイベントも入力して、誰が何歳の時にどれだけお金が必要か等も入力します。
今回は年金の繰り下げ需給を選択した場合にどうなるかを再シュミレーションしました。
目次
机上の空論ではあるものの
現在の僕の家庭環境は嫁、息子(6才)の布陣です。
息子は来年の4月から小学生です。
まずは直近で支出が大きくなるライフイベントとして、息子が一人立ちするまでの16年間の出費を想定します。
ネットで調べると、学年ごとや小学生、中学生、高校生で発生する出費の平均額はわかるのでそこから試算します。
ちなみに習い事の数や質で大ブレするので、まずは平均額で試算しておき実際にその時になったら随時更新していく必要があります。
小学1年生から大学卒業まで、かなり安いルートを辿った場合でも学費、教材費、受験費用などだけで総支出が1,000万円ほどでした。
まぁ、月々のランディングコストとして発生する支出に関しては毎月のやりくりの中で賄うとして、大きく費用が発生するのは中学、高校の入学時や受験時ではないでしょうか。
特に大学受験費用や入学金などはそれなりにまとまった金額が必要となります。
現在、学資保険で積立している分は満期で240万円程度です。
その他に息子の色々なお祝いでいただいたお金や15才まで支給される児童手当の合計は260万円ぐらいです。
僕の試算では大学受験から大学卒業までの費用が780万円ほど発生するので、学資や息子貯金を合わせても300万円弱は不足します。
まずは息子が大学生になるまでに最低でも300万円以上は資産を用意しなければなりません。
息子が一人立ちしてから本格始動
やはり子供がいる家庭では、子供が独立するまでは大きく資産を増やすことは難しいと思います。
僕の場合でも子供は一人ですが、大学関連費用でそれまで貯めれるであろう貯蓄が大幅に目減りします。
息子には人生の選択肢が少しでも広がるように育って欲しいと考えていますので、多少支出が増えてしまっても子供が将来困らない程度の学力や学歴をサポートしていきたいと思います。
しかし息子が大学を卒業するときの僕の年齢は52歳です。
老後の定義は色々あると思いますが、仮に65歳まで働くとしても13年ほどしか準備期間がありません。
一応、大学の費用で足りない分を積立NISAから取り崩すとしても約700万円は残る予定です。
ちなみに積立NISAは1口座で毎年満額積み立てて利率3%と想定しています。
赤字期間を取り崩しながらも積立を継続し非課税期間を過ぎても一般口座で運用していくと仮定した場合、僕が65歳の時点で1,200万円ほどになっています。
その他に保険会社で個人年金を運用しているのでその分で630万円ほどあります。
収入が大幅に減るであろう60歳から70歳までを貯蓄の取り崩しで生活できた場合、年金の受給を70歳までに繰り下げると、嫁の分と合わせて年間357万円の収入となります。
※嫁も70歳からの受給開始としています。
老夫婦2人の年間生活費は平均で350万円となっているのでうまくいけば年金だけで生活できる可能性があります。
まとめ
老後2,000万円問題は年金だけで賄えない費用を貯蓄で切り崩して生活した場合の必要資金であって、年金だけで賄えるようにすれば2,000万円も必要ない気がしてきました。
年金の受給開始を繰り下げて、支給される年金額を増やすことができれば黒字となります。
標準となる65歳からの受け取りを選択して不足分を貯蓄から切り崩していく生活と、受給開始を遅らせるための期間の資金を用意して、残りの人生は年金だけで賄える生活とどちらがいいでしょうか。
僕は後者のほうがいいです!
不足分を貯蓄から切り崩す場合、いつか貯蓄が0円になり生活ができなくなってしまうかもしれません。
逆に年金だけで生活できる基盤があれば、貯蓄分は運用に回すことができ老後でも資産を増やせるチャンスがあります。
次のステップとして、収入が大幅に減るであろう60歳から70歳までの生活費の不足分をそれまでに貯めた貯蓄で乗り切ることができるのか、もしくは乗り切るだけの貯蓄を用意することができるのかを更に細かくシュミレーションしてみたいと思います。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
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