皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
コロナ禍から投資関連のニュースで「金利」というワードが頻繁に出現しだしました。
知ってる方にとっては今更ではありますが、金利と株の関係についておさらいしたいと思います。
目次
そもそも金利とは
金利とはお金を貸し借りしたときに発生する利息分の利率だったり、国債を保有して得られる利益率のことだったりします。
正確な説明になっていない可能性もありますので、詳しくは専門サイトで調べてみてください。
国ごとに中央銀行がありますが、この中央銀行がざっくりとした金利の方向感を決めています。
中央銀行が政策金利を決めて、その国の景気をコントロールしようとしているわけです。
金利を上げる⇒世の中のお金の巡りが悪くなり、過熱している景気を冷やす効果があります。
金利を下げる⇒世の中のお金の巡りを良くして、不景気を解消する効果があります。
政策金利を上下させることでお金の巡りをコントロールできる理由は簡単です。
金利を上げるとお金を借りるときの利息が高くなり、みんながお金を借りたがらなくなります。
そうすると一般人は車や住宅など高額な消費をしなくなり景気が落ち着きます。
企業では銀行からお金を借りにくくなるので新規事業や設備投資が控えめになり、好景気にブレーキがかかります。
金利を下げると逆のことが起こり、景気を回復させる動きが出ていきます。
株との関係は
一般的に金利が低いほうが株式にそってはプラスの材料となります。
金利が低いということは実態経済が不景気になっているので、なんで株式にとってプラスなのか不思議になるかもしれません。
そこは先ほどの例になりますが、金利が低ければ企業は銀行からお金を借りることに躊躇しなくなるので、新規事業や設備投資や積極的な会社運営ができます。
金利が高い時期より会社は成長することができます。
株価は未来の企業価値を表す先行指標なので、今より会社が成長する期待から株価が上昇することになります。
特にグロース銘柄と呼ばれる新興企業やハイテク分野の企業は成長速度とスケールが大きいので資金が集まりやすくなります。
まとめ
金利と株の関係をとても簡単におさらいしました。
厳密にはもっと複雑な事象が絡み合って株価は形成されるので、金利が全てというわけではありませんが相場の方向感を見るうえでは非常に重要な指標となります。
日本では日銀の政策金利の動向によって日本株の方向感が変わってきます。
更にアメリカの金利にも影響を受けることがあるので、どういった経緯で日本やアメリカの金利が変動しているのか最低限知っておく必要があります。
ニュースなどで「金利」というワードを見つけたらしっかり確認しましょう!
投資歴5年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
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