皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
2022年は波乱の一年でした。
歴史的な出来事が多くありましたが、相場から学んだことを備忘録として記しておきたいと思います。
目次
決算より金利
僕は今まで投資本をたくさん読んできましたが、テクニカル分析やファンダメンタル分析について書かれている書籍を読むことが多かったです。
2021年までは決算やチャートの動きを分析すれば投資で利益を出せると考えていました。
しかし、2022年の相場の動きをみて僕の考えの半分は間違っていたんだなと実感しました。
2022年の始めに米国をはじめ日本以外の各国で中央銀行の金融引締めが始まりました。
2020年のコロナショックでの経済ダメージを軽減するために世界的な金融緩和が起こりました。
しかし、コロナもだいぶ落ち着きはじめ経済活動が急激に回復したことによって世界的なインフレが加速しました。
更にウクライナとロシアの戦争の影響もあり原料高がインフレに拍車をかけました。
2021年の後半からインフレの傾向が強くなりはじめ、金融引き締めを匂わせるようになりました。
その頃からコロナ禍での株高を牽引していたグロース銘柄の株価が崩れ始めました。
当時は決算も別に悪くもなく個別銘柄的には売る理由のない銘柄もありましたが、全体的に株価は下降トレンドに入ってしまいました。
2022年の相場をみて学んだことは「金利」の重要性です。
日本でも金融緩和見直しの発表があってから今まで堅調だった日本市場も売られるようになりました。
それまでは金利差の影響で歴史的な円安となっていましたが、現在は円高傾向になっています。
学んだことを生かすために
2022年の相場で学んだ「金利」の動向をしっかりチェックすることがまずは重要です。
米国は記録的なインフレと強い雇用の影響で金利を下げることができない状況が続いています。
本来は金利を上げれば消費が落ち込み、需要と供給のバランスが逆転してインフレが落ち着くはずですが、今回はなかなかうまくいっていません。
毎月発表される各経済指標を元にFRBは今後の金利政策の方向性を決めていきますが、経済指標がなかなか落ち着かないために、指標が発表されるたびに株価が急落します。
この金利と相場の相関性をしっかり理解したうえで、売買をしていく必要があります。
まずは好決算なのに金利や地合いの影響で株価が下がって割安な銘柄をピックアップしておきます。
米国の金利が下がればこういった銘柄に資金が集中する可能性が高いです。
その初動に乗るためにある程度銘柄の目星を付けておけば利益を狙うことができます。
そして利確をすることが非常に大事だということです。
せっかく株価が高くなり含み益が大きくなっても、地合いや金利の影響で株価が下がってしまえば一気に含み損になってしまいます。
僕のポートフォリオで含み損になっている銘柄はそういった理由が一番大きいです。
ある程度の含み益が出たら利確することを徹底していきたいと思います。
まとめ
結果論になってしまいますが、2021年11月ごろに現在の保有株を全て手仕舞いしておけばかなりの利益を得ることができました。
それが現在では含み損が大きくなってしまい売るに売れない状況になっています。
1年で天国から地獄に突き落とされてしまいました。
2022年の収支がプラスの投資家は「金利」の重要性や性質をよく理解していた人たちなんだと思います。
2022年は学べることが多かった1年でした。
僕は個別銘柄の分析より相場観、金利動向、経済指標について重点的に情報をウォッチしていました。
マクロ視点で相場を見れたことが良い経験になったと感じています。
2022年の学びや反省を生かして2023年も引き続きマクロ視点から相場を観察しながら、利益を出せる1年にしたいと思います。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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※ブログの中で個別銘柄や投資商品に関して言及する場合がありますが、あくまで個人の意見ですので実際に投資をする際は自己責任でお願いします。
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