投資と貴金属投資の基礎知識|金・銀はなぜ「守りの資産」と言われるのか
投資と聞くと、株式や投資信託を思い浮かべる方が多いですが、実は貴金属投資も昔から根強い人気があります。 今回は投資初心者の方向けに、貴金属投資の特徴やメリット・注意点を、具体例を交えながら分かりやすく解説します。
■ 貴金属投資とは?
貴金属投資とは、主に以下のような金属に投資することを指します。
- 金(ゴールド)
- 銀(シルバー)
- プラチナ
- パラジウム
これらは世界共通で価値が認められており、紙幣のように発行量が増えにくいという特徴があります。
■ なぜ金は「安全資産」と言われるのか
金は「有事の金」と呼ばれ、次のような局面で注目されやすい資産です。
- 株価が大きく下落しているとき
- インフレ(物価上昇)が進んでいるとき
- 地政学リスクが高まっているとき
株式は企業業績に左右されますが、金は国や企業の信用に依存しにくい点が強みです。 そのため、資産全体を守る役割として組み入れられることが多いのです。
■ 具体例:株式100%と金を組み合わせた場合
例えば、すべてを株式で運用していると、相場急落時に資産全体が大きく減る可能性があります。 一方で、
- 株式:80%
- 金関連資産:20%
のように分散すると、株価下落時でも金が値下がりを緩和してくれるケースがあります。 これは投資の基本である分散投資の考え方です。
■ 貴金属投資の主な方法
初心者が選びやすい代表的な投資方法は以下の通りです。
現物は実際に手元に残る安心感がありますが、保管や手数料がかかる点には注意が必要です。
■ 注意点:配当や利息は出ない
貴金属投資の最大の注意点は、配当や利息を生まないことです。 株式のようにインカムゲイン(定期収入)は期待できず、価格上昇による売却益が中心となります。
そのため、資産のすべてを貴金属にするのではなく、あくまで補助的な位置づけが現実的です。
■ 今日のひとことアドバイス
貴金属投資は「増やすため」より「守るため」の投資。
株式中心の資産に少し組み合わせることで、長期投資の安心感が高まります。