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今日はアノマリーについて

【投資豆知識】「アノマリー」って知ってる?

こんにちは!今日は、投資の世界でよく聞く「アノマリー」について紹介します。

目次

アノマリーとは?

アノマリー(Anomaly)」とは、一般的な経済理論や市場の動きでは説明がつかないけれど、過去のデータを振り返ると特定のパターンとして現れる現象のことです。

例えば、「1月は株価が上がりやすい」や「週末前は株価が下がりやすい」といった法則がこれに当たります。科学的な根拠があるわけではないけれど、多くの投資家が気にしているため、市場に影響を与えることもあります。

代表的なアノマリー

1月効果

「1月効果」とは、新年に入ると株価が上昇しやすいというアノマリーです。これは、年末の節税対策で売られた株が1月に買い戻されるためと考えられています。

セル・イン・メイ

「Sell in May and go away(5月に売って市場から離れろ)」という有名な格言があります。過去のデータを見ると、5月以降の相場は軟調になりやすい傾向があります。

ハロウィン効果

「10月末に株を買うと、翌年春まで上昇しやすい」とされるアノマリー。セル・イン・メイの逆パターンですね。

FOMC前後の株価変動

米国の金融政策を決めるFOMC連邦公開市場委員会)の前後では、株価が大きく動きやすいという傾向があります。市場は利上げや利下げの影響を敏感に受けるためです。

アノマリーは本当に使える?

アノマリーは過去のデータから導き出された経験則なので、必ず当たるとは限りません。しかし、多くの投資家が意識することで、実際に市場の動きに影響を与えることもあります。

短期トレードの参考にはなるかもしれませんが、長期投資をする場合は、ファンダメンタルズ(企業の業績や経済状況)を重視するのが基本です。

用語解説

アノマリー
市場の動きにおいて、理論では説明できないが過去のデータで確認されるパターンや傾向。
FOMC連邦公開市場委員会
米国の金融政策を決める会議。利上げや利下げの決定を行う。
ファンダメンタルズ
企業の業績や経済状況など、株価の本質的な価値を決める要因。

今回は、投資の世界の「アノマリー」について紹介しました。興味があれば、実際の市場の動きと照らし合わせてみるのも面白いですよ!