投資初心者のためのリスクとリターン、追証（追加保証金）とは？
リスクとリターンとは？
投資の世界でよく耳にする「リスク」と「リターン」。これらは一体何を指しているのでしょうか？
- リターン: 投資から得られる収益のことを指します。例えば、株を購入して値上がりした場合の利益や、配当金などがこれに当たります。
- リスク: 一般的には「危険」という意味で使われますが、投資の分野では「リターンの変動（振れ幅）の大きさ」を指します。つまり、投資の結果が予測通りにならない可能性のことです。リスクが大きいほど、得られるリターンの幅も大きくなりますが、その分損失の可能性も高まります。
例えば、ある投資商品AとBがあり、Aはリターンが安定しているが低め、Bはリターンが高い可能性があるが変動が大きいとします。この場合、Aは「リスクが小さい」、Bは「リスクが大きい」と言えます。
リスクとリターンの関係性について詳しく知りたい方は、投資信託協会の解説をご参照ください。
追証（追加保証金）って何？
「追証（おいしょう）」という言葉をご存知でしょうか？これは「追加保証金」の略で、信用取引を行う際に必要となる場合があります。
信用取引では、証券会社から資金や株式を借りて取引を行います。この際、一定の保証金（委託保証金）を差し入れる必要があります。しかし、取引の結果、損失が発生し、保証金の価値が一定の基準を下回った場合、証券会社から追加で保証金を差し入れるよう求められることがあります。これが「追証」です。
追証が発生すると、追加の資金を用意しなければならず、投資家にとって大きな負担となることがあります。信用取引を行う際は、追証のリスクを十分に理解し、慎重に取引を行うことが重要です。
追証の仕組みや対応方法については、SMBC日興証券の解説が参考になります。
まとめ
投資を行う上で、「リスク」と「リターン」の関係性や、「追証（追加保証金）」の仕組みを理解することは非常に重要です。これらの知識を身につけることで、より安全で効果的な投資活動を行うことができるでしょう。
