皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
先日、米国の銀行が破綻したとニュースになりました。
ここ最近の日本ではあまり無いニュースですよね。
目次
破綻の原因は
今回破綻した米国の銀行はシリコンバレー銀行という銀行で1983年に設立された銀行です。
比較的新しい銀行のイメージがありますが、現地でのメジャー度はどんな感じでしょうか。
ニュースを見ていると、リーマンショック以降で最大の銀行破綻と報じられているのでそれなりの規模の銀行だったようです。
破綻の原因としては、急激な貯金の引き出しが起こり現金が減り経営が立ち行かなくなってしまったようです。
新興企業が多いシリコンバレーが拠点ですが、直近の急激なインフレや利上げで資金繰りが悪くなった企業が同行から多額の貯金を引き出したため銀行の運転資金が不足してしまいました。
その影響で、SVB銀行がやばそうだという噂が広がりその他の企業もどんどん貯金を引き出してしまい負のスパイラルが起こってしまったようです。
銀行は顧客からの貯金を活用して銀行自身が投資をしたり、色々な方面へお金を貸すことで利益をだしています。
SVBは投資もうまくいっていなかったようで多額の含み損も抱えていたようです。
破綻の影響
久しぶりの大手銀行の破綻ということで、米国の景況感に不安がでています。
米国の制度はよくわかりませんが、日本では銀行が破綻した場合は1,000万円までの預金は保証されますが、それ以上預金していた場合は保証の範囲外となりますので回収できない可能性があります。
ただ、無利息口座であれば全額保証されます。
無利息口座とは決済用預金と言われている口座です。
日本の銀行では利息が雀の涙ほどですので、もし1,000万円以上の預金がある場合は決済用口座を活用して万が一のために備えておいたほうがいいですね。
さっと調べた感じですが、米国では25万ドルまでは預貯金保証の限度額になっているようです。
約3,400万円は保証されるようなので、それ以上を預金していたかは回収できない可能性があります。
こういったことが起こると、その他の銀行に預けている預金を回収する流れが起きてしまいます。
そうなると、体力のない銀行は運転資金が枯渇して連鎖的に銀行破綻が起こるかもしれません。
まとめ
現時点ではその他の銀行に波及しているような報道は出ていませんので、連鎖的な破綻はなさそうです。
ただ、隣国のことだと傍観者になっているだけではいけません。
まず1,000万円以上の預貯金がある方は他行を利用するか、決済用口座を作って万が一に備えてください。
また、日本でもSVB銀行と取引があった企業や銀行にも気を付けなければなりません。
何かしらの影響があるはずなので、自分に関係のある企業や銀行のニュースリリースやお知らせなどが発表されていないかしっかりチェックしておきましょう。
影響範囲が広くないといいのですが・・・。
投資歴5年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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