皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
3月28日に遂にドル円が125円まで円安が進んでしまいました。
1日で2円ほど安くなってしまい、なんと125円は約7年振りの水準です。
目次
日銀の指し値オペの影響
今回の急激な円安の背景には日銀の指し値オペの影響が少なからずあります。
日銀の指し値オペについてはお馴染み後藤さんのつぶやきが参考になります。
【3分解説】指し値オペ
— 後藤達也(日経を3月末退職) (@goto_nikkei) 2022年3月28日
日銀がさきほど、「指し値オペ」という臨時の金利抑圧策をとり、円安が一段と進みました。1カ月ほど前にツイートした「指し値オペとは?」をもう一度載せます。グラフなど2月時点のものですが、解説はきょうもそのまま通じます pic.twitter.com/XHkhFiuSrd
日銀は引き続き金融緩和をしていく方向性が高く、長期金利が-0.25%~+0.25%に収まるように10年物国債を購入したり売ったりして調整しています。
日本でも直近の物価上昇の影響で10年物国債の利回りが0.25%に上昇してきたため日銀が介入してきたというわけです。
世界的には各国の中央銀行はインフレを抑制するために利上げに踏み切っている中、日本は逆行している形です。
日本の経済成長が鈍化もしくは後退している兆候がみられるため、世界の通貨に対して円が売られてしまいドル円では125円まで円安が進んでしまいました。
円安の影響
日本は輸出系の企業が多く今回の円安を歓迎する企業も多いと思いますが、我々一般人からしてみたら食品などを中心に輸入物に依存しています。
円の価値が下がるということは国外から何かを買おうとしたときに、払う円の量が増えるので、例えば食卓に並ぶ輸入系の食品は値上がりします。
我々一般消費者も厳しい状況ですが、輸入系の企業も苦しい展開に陥ってしまいます。
アパレル企業はほとんど海外製です。
コストを抑えるために海外で製造しているのに、円の価値が下がるとこちらも洋服などのコストが上昇します。
まとめ
日本は輸出入が多い国なので、為替のバランスが経済へ与える影響は大きいです。
国内完結できる産業が少ないのがあだとなっています。
国土が狭いのと労働人口が減少しているのでしょうがないと言えばそうなのですが、日本の未来に益々不安を感じてしまいます。
ウクライナ情勢による有事の円買いも今回はありませんでした。
やはり円だけで資産形成するのはリスクが高いですね。
個別株で米国株に投資をしている関係で、総資産の15%ぐらいはドルの資産になっています。
さすがに資産の100%をドルで保有するのはリスクが高いので、30~40%ぐらいまでドル資産を増やそうか検討中です。
自分の国の通貨に魅力を感じれないってなんだか悲しいですが、自分の身を守るために冷静に判断していきたいと思います。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
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