皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
IPOについてちょっと気になるニュースを見つけました。
IPO企業にとっては嬉しい話ですが、個人投資家にとっては・・・。
目次
公募価格と初値の乖離
IPO投資を活用している投資家にとって致命的になニュースがありました。
日本のIPOの公募価格と初値の乖離が1・5倍と米国や欧州の平均高騰率より高い水準となっています。
証券会社はIPOの公募価格の値決めで、買い手がつきやすいように実質価値よりディスカウントをするそうです。
証券会社の本当の狙いはわかりませんが、企業価値と公募価格に乖離があると初値が高騰し公募価格の2倍、3倍はよくある話です。
IPOする企業側からすれば、公募価格がもっと高い株価でも買い手がついていたことを意味しています。
そうなると、本来上場時に得られたであろう資金が低く抑えられているということになります。
言われてみれば納得の話ですが、公募価格と初値の乖離を利用した利ザヤを取る投資家にとっては悲報です。
今後、公募価格がより実力値に近い値決めになるとIPO時の初値までの高騰率が減少してしまいます。
IPOプライマリーで利益を狙う手法があまり通用しなくなってしまいます。
上場ゴールを避けることに繋がるか
特に2021年はひどかったと思いますが、上場時の初値から現在の株価が半分以下になっている企業は多数あります。
というか、初値より株価が上がっている企業はごくわずかです。
これもひとえに公募価格が低く抑えられている弊害となっているのでしょうか。
公募価格が割安だと、上場時に投資家からの買いが入りやすく過熱気味になります。
買いが買いを呼ぶのが相場なので、本来の実力値より高い株価で初値が形成されてしまい、その後はVCなどのイグジットで売り圧力が強まり株価が下落してしまいます。
もっとIPO時の公募価格が実力に見合っている株価であれば、多少の期待感からでジワジワ上昇していけるような展開ができるのでしょうか。
なんとも難しいところですよね。。。
まとめ
こんなニュースが出たとろこで僕の投資スタンスは変わりません。
有望なIPOへはひたすら応募して公募価格からの初値の利ザヤを狙っていきたいと考えています。
僕が実践しているIPO投資の戦略についてはこちらの記事をご覧ください。
2022年もIPOの抽選が始まっていますが、今年も余剰資金を用いてガンガン応募していき当選できれば御の字です。
まずは一本だけでもいいので当選できることを願って粛々と応募をしていきます!
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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※ブログの中で個別銘柄や投資商品に関して言及する場合がありますが、あくまで個人の意見ですので実際に投資をする際は自己責任でお願いします。
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