皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
本日は2021年IPO銘柄の監視銘柄、スパイダープラスについて掘り下げてみたいと思います。
監視銘柄の一覧については下記記事をご覧ください。
目次
建築業界のDX化
スパイダープラスは建築現場などで使われる図面や施工スケジュールなどをシステム上で一元管理できるツールを提供している会社です。
僕自身は今までの人生の中で建築関係に携わる機会はありませんでした、父親が大工をやっています。
大工と言っても、型枠大工といってビルや大きな建物を作る際にコンクリートで壁を作るための枠を作るということをしていました。
大工といっても色々な種類があるようで、建物を作る際には色々な会社や団体が参加して一つの建築物を作っていきます。
だから現場監督を起点に、スケジュールの調整や様々な業者の出入りや進行を管理しているのです。
建物の大小限らず必ず複数の業者が関わることから、アナログな管理をしていると進行の遅れやトラブルに発展しかねません。
そういった煩雑な管理を解消するためのツールがスパイダープラスというわけです。
多くの業者や人が関わる現場でも、同じツールを使って管理できれば遅れやトラブルの防止に繋がります。
建築現場というとアナログなイメージがありますが、スパイダープラスで現場をDX化することで効率的に作業が進みコスト削減にもなるのでないかと思います。
今後の注目点は
元々はレゴリスという社名でしたが、2020年に現在のスパイダープラスに変更しています。
提供しているサービス名を社名にすることで認知拡大を狙っているようですが、社名を変更することは会社の転機になります。
この上場前の社名変更は成長への決意表明だと感じました。
現在の社長が創業者であり、実際に現場で働いていたときの課題を解決するためにスパイダープラスを開発したようです。
現場を知っている人が考案したシステムだからこそ、需要が高まっているのではないでしょうか。
すでに大手企業でも導入が進んでおり、このまま導入数が増えれば建築現場にスパイダープラスが必須の状態を作れるかもしれません。
また、海外への拡大を進めている点も今後の成長拡大が期待できます。
更に画期的だなと思うのが、スパイダープラスのアカデミックです。
アカデミックプランというものは、未来の建築を担う人材を育てている教育機関に無償でスパイダープラスを提供し授業などで使ってもらうサービスです。
学生の時点でスパイダープラスを使用してもらうことで、学生達が社会に出た際の需要を作ることができます。
学生のうちからスパイダープラスを刷り込むという取り組みはとても良いと思います。
まとめ
直近は先行投資で赤字となっていますが、ストックビジネスなのでどこかのタイミングで利益が急拡大していきます。
今はスパイダープラスを多く広めることに注力しているのでグロース銘柄として判断する必要があります。
日本国内だけでは収益の大きな伸びは期待できませんが、海外へも積極的に挑戦しているので伸びしろは大きいと思います。
今は厳しい地合いで連れ安している部分があるので、中長期目線では仕込み時かもしれません。
僕の中のターゲット株価は1,600円としています。
上場後のチャートをみていると1,600円近辺で2回ほど反発している動きがあるので、テクニカル的な意味で1,600円と設定しています。
個別の悪材料で下げているのであれば慎重にならないといけませんが、地合いの影響で1,600円近辺まで下がるようなことがあれば購入を検討したいと思います。
もし購入することができれば、すぐに株価が跳ねるようなタイプではないと思いますので、数年レベルで保有していこうと思っています。
是非、興味のある方はスパイダープラスについて調べてみてください。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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