皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
先日に引き続き2021年IPO銘柄の監視銘柄、イーロジットについて掘り下げてみたいと思います。
監視銘柄の一覧については下記記事をご覧ください。
目次
EC、通販などの物流代行
イーロジットはネット通販などの商品を発送、保管などをする物流会社です。
元々、通販業界は伸びしろが大きかった業界ですが、コロナ禍で更に成長が加速しました。
BASE(4477)などの普及により、個人商店でも手軽に通販サイトを構築することができるようになり、こういった物流会社の需要が高まっています。
5年以上前は配送業者も含めて価格競争が激しく現場で働く配達員や物流会社は低賃金で残業代の未払いなどブラック企業化していた部分がありました。
それが問題視されるようになり「物流クライシス」という言葉ができ、各社労務環境の改善が始まりました。
物流業界で働く社員などの環境を改善することで、必然的に運賃などが値上がりするようになり、各通販会社は変動費の単価が上がってしまい収益悪化となりました。
僕も10年以上通販業界に携わっていますが、このころから物流経費率が一気に上がってしまい営業利益率がすごく下がってしまいました。
それまでは荷主が強いイメージがあったのですが、この頃から立場が逆転してしまい「この運賃で契約できないなら、別の配送業者と契約してください」と各配送業者が口を揃えて言ってきたので、荷主は運賃値上がりを受け入れるしかありませんでした。
そういったこともあって、今の物流業界はとても健全になりつつあり収益構造は良くなっています。
今後の注目点は
イーロジットの競合となる会社は多数存在しています。
3PL業態の収益構造はとてもシンプルです。
契約者数、物量、倉庫数などの掛け算で売上が決まります。
現状の通販市場は年々伸びています。
競合他社との取り合いというよりは新しい顧客がどんどん増えているので、それをいかに取り込めるかにかかっています。
どんどん倉庫数を増やしていき、キャパを広げていくことで収益が上乗せされていきます。
イーロジットだけに限らずですが、設備投資を積極的に行っている物流企業は益々収益を伸ばしてける可能性があるので要注目です。
まとめ
日本国内は経済成長が鈍化しており、業種や業態によっては右肩下がりの産業が多々あります。
そんな日本の数少ない成長産業としては、通販関連、高齢者関連です。
どちらもとてもシンプルで通ずるものがあります。
みなさんもご存じの通り、コロナ禍で急拡大したネット通販は今後も緩やかではありますがまだまだ拡大の余地があります。
また、少子高齢化は日本の大きな課題ではありますが、高齢者の受け皿である介護関連、老人フォーム関連などは今後も成長の余地があります。
どちらも受け皿のキャパを増やせば増やすだけ、収益が上がる仕組みになっています。
高齢者関連銘柄についてもそのうちにブログでアップしていきたいと思います。
勝ち馬に乗っかるのも正攻法で良い作戦だと思いますので、成長産業に携わる企業にベットするのはいかがでしょうか。
地合いの影響で連れ安している銘柄は安く仕込めるチャンスなので、監視銘柄の日々の値動きをしっかりウォッチしていきます。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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