皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
本日はNISA枠の使い方について考察したいと思います。
先日からサインポスト(3996)とういう銘柄が急騰しています。
目次
売買タイミングの難しさ
なぜ急にサインポストについて書き始めたかというと、僕の会社の上司Hさんが2020年の1月にその年のNISA枠をサインポストでフルフル使った挙句、2か月後に損切したことがあったからです。
サインポストはコンビニや駅の売店などの無人店舗に導入されるシステムに強みを持っている会社です。
株式会社TOUCH TO GOという無人店舗の開発をメイン事業としている会社をサインポストとJR東日本スタートアップ株式会社が共同で設立しています。
2020年3月に山手線内に新しい駅が誕生しました。
そうです、高輪ゲートウェイ駅です。
この高輪ゲートウェイの無人店舗の開発にサインポストが携わっていたこともあり2019年の後半から株価は上昇トレンドでした。
会社の上司Hさんとは、席も隣でよく投資について話している仲ですが、お互いの売買行動をある程度共有しています。
当時はコロナもそこまで大きな話題になっておらず、高輪ゲートウェイを皮切りに無人店舗が増えサインポストの収益増が期待されていたのでフルフルでNISA枠を使ってしまいました。
ところがコロナが急激に広がり、オリンピックも延期、無人店舗の出店計画もとん挫してしまったことや、確か当時のIRで500店舗ぐらい出店して初めて黒字化とのことだったと思うのですが、出店ペースが年間100店舗ほどだったと思います。
記憶が定かではありませんので、詳細はサインポストのIRを見返してもらったほうがいいですね。。。
とりあえず黒字化までのペースが思ったよりも遅くコロナやオリンピック延期の影響もあり先行きが不透明になってしまったところに、2020年3月のコロナショックで株価が急落してしまいました。
確か上司Hさんはこのあたりで損切していたと思います。
ですので2020年のNISA枠を無駄にしてしまっただけではなく、NISAでの購入なので2020年の損益通算に合算することができず、ただただ損をしてしまいました。
直近の急騰劇は
昨年のコロナショックから株価はずっと低迷しており株価は600円ほどになっていました。
2020年1月から逆2バガー以上です。
そんなサインポストが連日急騰している理由はファミリーマートが無人店舗の出店を加速するとの報道があったからです。
ファミマが無人店舗を拡大するにあたってサインポストとJR東日本スタートアップが共同で設立した会社に株式会社TOUCH TO GOの引き合いがあるとの思惑から連日の急騰劇です。
正式にファミマとの契約が発表されているわけではありませんが、セブンイレブンやローソンも追随する形となれば、無人店舗の需要が一気に爆発します。
9月15日の時点で株価は1,570円まで回復しました。
今はイナゴタワーが積みあがっているので、もう数日もすれば一旦は調整が入ると思いますが将来的に成長する可能性が極めて高くなりました。
まとめ
NISA枠は購入から5年間の間は売却益が非課税になる制度です。
結果論になってしまいますが、コロナや人口減などを考えると非接触で労働力が少なくて済む無人店舗は今後の伸びしろがあります。
やはりNISA枠で投資する銘柄に関しては年単位での辛抱が必要です。
サインポストは当時から人口減や労働力不足といった社会問題を解決するためのソリューションを提供していたので、コロナショックがあってもいずれは注目される会社だったと思います。
僕は年間の売買金額が100万円前後なのでNISA枠から使うように売買していますが、年間の売買金額が多く、ここぞという銘柄でNISA枠を使う場合は短期視点で投資をしてはいけません。
事業の成長性やストーリーに狂いがあった場合はやむを得ず損切が必要ですが、サインポストの例でいくともう数年は辛抱できたかもしれません。
NISA枠を使う場合は、その枠を使うにふさわしい銘柄か自分が納得したうえで多少の含み損は覚悟して年単位で運用していきましょう。
投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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