皆さんこんにちは、30代サラリーマン投資家の「ぼっけいますお」です。
僕の保有している日本株の中でポートフォリオの70％以上を占めているPBシステムズの
決算発表がありました。
2020年11月に発表された2021年9月期の見通しの影響で株価が急落してしまい
その後株価は1,000円以下で停滞しています。
この低迷している株価を押し上げられる決算内容だったのか振り返っていきましょう！
目次
PBシステムズ(4447)の2021年9月期2Q
それではPBシステムズの決算発表の確認です。
決算内容の詳細は下記ホームページを参考にどうぞ。
それでは主要な数字を確認してきましょう。
2021年9月期2Q 単位(百万円)
売上高：555(－10％)
営業利益：93(＋6％)
経常利益：93(＋7％)
純利益：69(＋6％)
()内は計画比です。
計画に対して売り上げ以外は進捗以上となっていました。
会社側の説明としては経費などの見直しなどで利益率が改善され
売上は未達ですが、利益面で増益となりました。
また、絶好調だった昨年のどの四半期の営業利益より
今回の2Qの営業利益は上回っているとのこと。
ただ、1Qの落とし分があるので通期で最高益を達成するためには
下期でかなりの利益を稼がなければなりません。
セグメント別ではコロナの影響でエモーショナルシステム事業の業績が
よくありません。
主力事業のセキュアクラウドシステム事業で頑張っていますが、
4D王が収益を生み出せず業績への貢献度が低いです。
決算説明動画を拝見しましたが、
DX関連の見通しは回復傾向なので期待したいところです。
しかし、エモーショナルシステム事業への言及が少なく
この事業を続けていく必要があるのか株主としては疑問が残りました。
新たに収益の柱になるような新規成長事業を立ち上げてくれると
株主としては安心できます。
なかなか攻めの展開が難しいご時世だとは思いますが、
そういった成長戦略や3か年計画や5か年計画などを開示してくれると
投資判断がしやすいですね。
まとめ
今期の見通しに変更はなく
正直、期待以上ではありませんでした。
上方修正でもあれば今後の株価に期待できましたが
今回の内容では下がることはあっても上がることはないかと思います。
一時、含み益が2倍上あったのにも関わらず
現状は含み損と含み益をいったりきたりしています。
米国株もやるようになって気付いたことは
決算で重要なのは結果より今後の見通しだということです。
株価は将来を織り込んでいきますので、今後の見通しが市場の期待を上回らない限り
株価が上がることはありません。
PBシステムズの見通しでは今の株価が妥当だという市場の評価だと思います。
今回の決算内容では売却するような失望的な内容ではなかったので
このままホールドしますが次の3Q決算で通期の見通しの達成が難しいようであれば
手放す判断をしなければなりません。
そうならないように頑張っていただきたいと思います！
まもなく投資歴4年になりますが、自分の成功談や失敗談を公開することで
初心者投資家やこれから投資を始める人のシュミレーション的な感じで
色々と想像してもらえると、ご自身の売買で失敗が減ると思います。
僕以外の投資家の売買記録も参考にしながら、
銘柄の選定や投資スタイルを確立していただければと思います。
こういった情報発信をしていくことで
誰かのためになればと思ってブログを更新しています。
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